ペットが死亡した時に、お葬式をあげて、火葬後に御骨を拾い、立派なお墓を建てて供養をする、ペット葬儀が多く執り行われています。
人間と同じように、死後永久に、安らかな眠りについて欲しいという飼い主の願いからです。
ペット葬儀のときの服装は、人間のお葬式同様に喪服を着用する飼い主もいますし、喪服ではなくても暗めの色で統一された服装を選ぶ飼い主もいます。
特に決まりごとはありませんが、悲しみ喪に服す意味からも、明るい色や華美な服装は避けるのが一般的です。
会場は専門のペット葬儀会社で執り行われることもあれば、神社などで執り行うこともあります。
仲の良かった散歩友達のペットが亡くなった時に呼ばれた場合なども、黒っぽい服を着用していくことが、飼い主の悲しみを癒す手助けになります。
また、死亡したペットにも、お気に入りの洋服を着させてあげたり、飼い主とのペアルックなど思い出のある一着を着させて、天国に送ってあげることが出来ます。
ペットは、しゃべることはできませんが、しゃべらないからこそ感じられる感情や態度がより飼い主の心を和ませてくれます。
最近は、ペットを家族のように飼い、亡くなった後も、大切に埋葬する方々も増えております。
生き物を愛する気持ちは人にも、ペットにも変わりませんので、亡くなった時の悲しみはとても深いことと思います。
友達のペットがお亡くなりになられたときに、ペット葬儀に招待されるかもしれません。
その時、飼っていた方々の悲しみにどのように寄り添ってあげられるか、招待された方も失礼のないようにしたいものです。
服装は、喪服である必要はありませんが、黒や紺の派手ではない服装を着ることをお勧めします。
生前、ペットが好きだった色や服があるようでしたら、事前に飼い主の方に確認をとることをお勧めします。
香典を用意する必要はありませんが、花束や、ペットの好きだった食べ物をお供え用に持って行ってあげると良いと思います。
飼い主の悲しみを払しょくするためについつい「また新しいペットを」などと親切心から言ってしまいたくなるかもしれませんが、ペット葬儀の際にはあくまでお亡くなりになったペットへのお悔やみの言葉を添えましょう。